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身内に不幸があった年は、年末が近づくと「喪中はがきはいつまでに出せばいいの?」と気になりますよね。特に2027年用は、日本郵便が年賀状の受付を始める日を例年より遅らせたため、目安の考え方も少し変わってきます。
この記事では、日本郵便の「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」や日本郵便の「切手のマナー」などをもとに、喪中はがきを出す時期、出す範囲と相手、はがきと切手の準備、間に合わないときの寒中見舞いまでご紹介します。2026年10月時点の情報です。
喪中はがきはいつまでに出す?
まずは、いちばん気になる出す時期から確認しましょう。一般的な目安と、2027年用ならではの日付の変更をあわせて見ていきます。
11月中旬から12月上旬に届くのが目安
喪中はがきは、相手が年賀状の準備を始める前に届くように出すのが基本です。終活の計算室の「喪中はがき(年賀欠礼状)の書き方とマナー」によると、多くの人が12月の初旬から年賀状の準備を始めるため、11月中旬から12月初旬ごろに投函するのが一つの目安とされています。遅くとも12月上旬までには相手の手元に届くようにしたいと説明されていました。
はがきの情報サイトでも、目安は同じです。はがきナビの「喪中はがきはいつまでに出す?」は、出し始めを11月中旬ごろ、届けたい期限を12月上旬までと表にまとめていました。11月に入ったら準備を始め、11月中に投函しておくと安心だとしています。
早く出しすぎることにも注意が必要とのこと。はがきナビの解説によると、10月中に出すと年末には相手が忘れてしまうこともあるため、早くても11月に入ってから出すのがよいそうです。2026年10月28日の時点で準備を始めるのであれば、まずは住所録や枚数の確認から進めておくと、11月に入ってから落ち着いて投函できるでしょう。
そもそも、喪中はがきは何を伝えるものなのでしょうか。日本郵便の「切手のマナー」では、家に不幸があったことを知らせる訃報のはがきと思っている人もいるものの、本来は「喪中のため、今年は新年のお喜びをお伝えできませんので、失礼いたします」という趣旨の挨拶状だと説明されていました。年賀状を控えることを前もって伝えるはがきだからこそ、相手が年賀状を書く前に届くことが大切なのですね。
この時期の考え方については、11月から12月の初めに送るのはマナーというより相手への気遣いからこの時期が一般的とされている、という声があります。決まりを守るためというより、相手に年賀状を書かせてしまわないための配慮と考えると、時期の目安も覚えやすくなります。
はがきナビの解説は、年賀状の受付が始まる時期には多くの人がすでに年賀状を書き終えていると指摘していました。
印刷サービスを使う場合は、さらに早めの行動が必要です。仏壇・位牌を扱うお店のコラム「喪中ハガキはいつ出す?【2026年度版】」は、印刷から発送まで数日かかるため、11月中旬から12月上旬に届くよう、11月上旬から中旬までに注文を済ませておくと安心だとしていました。
2027年用は年賀状の受付が12月20日から
2027年用の年賀状では、日本郵便のスケジュールが例年と変わります。日本郵便の「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」によると、年賀状の引受開始日は2026年12月20日(日)です。昨年までは12月15日を引受開始日としていましたが、お客さまの遅出し傾向に合わせて繰り下げると書かれていました。
前の年の案内と比べると、変化がよく分かります。日本郵便のよくあるご質問「年賀状の引受は何日からですか?」では、2026年用の年賀状の引き受けは2025年12月15日(月)から開始すると案内されていました。2027年用は、そこから5日遅くなったことになります。
元日に届けるための差出日の目安も変わりました。日本郵便の発行概要によると、年賀状を元日に届けるため、2026年12月27日(日)までに差し出しをお願いしますとのこと。昨年までは12月25日までとしていたものを、2日繰り下げた形です。年末の予定が立てやすくなる変更と言えるでしょう。
この変更は、喪中はがきの目安にも関わってきます。仏壇・位牌を扱うお店のコラムは、2027年用の年賀状は2026年12月20日から引き受けが始まるため、喪中はがきがこの日より前に届くかどうかが目安になると説明していました。12月19日(土)までに届くなら出しても問題はなく、12月20日以降に届く場合は、一般的には郵送を控えるとしています。
とはいえ、12月19日ぎりぎりを狙う必要はありません。仏壇・位牌を扱うお店のコラムでも、相手がすでに年賀状を書き終えている可能性があるため、できるだけ早めに出しましょうと添えられていました。引受開始日が遅くなっても、相手が年賀状を書き始める時期まで遅くなるとは限らないからです。
整理すると、目安は次のようになります。
理想の到着:11月中旬〜12月上旬
2027年用の年賀状の引受開始:2026年12月20日(日)
喪中はがきを出せる到着の目安:2026年12月19日(土)まで
日本郵便の発行概要によると、引受開始前の12月19日(土)以前に差し出された年賀状は、通常郵便の標準送達日数で年内に届けられるとのこと。三が日の年賀状の配達は、元日と1月3日(日)に行われます。
迷ったときは、11月中の投函を目標にしておくと安心です。
喪中はがきを出す範囲と相手
次に、どの親族が亡くなったときに喪中とするのか、そしてだれに送るのかを整理します。決まりがあるわけではないので、目安として知っておくと判断しやすくなります。
喪中にする親族は二親等までが目安
喪中とする親族の範囲は、法律で決まっているわけではありません。はがきナビの解説も、喪中にする親族の範囲は法律などで決まっているわけではないと前置きしたうえで、一般的な考え方を紹介していました。配偶者・父母・義父母・子ども・兄弟姉妹は、ほとんどの人が喪中にする範囲とされています。
人によって判断が分かれる続柄もあります。はがきナビの解説では、祖父母・義理の祖父母・義兄弟姉妹・孫が「人によって判断が分かれる」範囲、おじ・おば・いとこ・甥・姪は「一般的には喪中にしない」範囲として挙げられていました。目安としては「二親等まで」と言われることが多いそうです。
二親等という言葉が分かりにくい場合は、続柄の表で確認すると整理しやすいでしょう。終活の計算室の解説によると、二親等とは配偶者・父母・子・兄弟姉妹・祖父母・孫などが目安です。一親等が父母・義父母・子、二親等が兄弟姉妹・祖父母・孫という表にまとめられていました。
ただし、二親等はあくまで慣習上の目安とのこと。終活の計算室の解説は、同居していた祖父母や日頃から親しくしていた親族であれば、二親等を超えていても喪中とする人もいると説明していました。反対に、二親等であっても、故人との関わりや気持ちによって判断してよいとされています。
葬儀社の解説でも、範囲の考え方は同じです。コープの家族葬ウィズハウスの「喪中はがきはいつまでに出す?」では、喪中はがきは一般的に2親等までが出すべき範囲とされていました。喪中はがきは「喪中のため、新年の挨拶は控えさせていただきます」と知らせるはがきで、訃報を伝えるものではないとも説明されています。
終活の計算室の解説の表では、配偶者・父母・義父母・子は「喪中とする」、兄弟姉妹と孫は「喪中とすることが多い」、祖父母は「同居の有無で判断する場合も」と整理されていました。
喪中の期間についても触れておきましょう。はがきナビの解説によると、喪中の期間は亡くなってからおよそ1年(一周忌まで)とするのが一般的です。そのため、1月に亡くなった場合も12月に亡くなった場合も、その年の年末は喪中はがきを出す対象になるとのこと。最終的には家族で相談して決めると、親族の間で対応がそろいやすくなるはずです。
年賀状をやり取りしている人に出す
喪中はがきを送る相手は、基本的に毎年年賀状をやり取りしている人です。終活の計算室の解説によると、ふだんから付き合いのある親戚・友人・知人・仕事関係の人などが対象とされていました。すでに不幸を知っている近しい親族には、あらためて出さない場合もあるものの、礼儀として出しておくとより丁寧だそうです。
葬儀の専門家も、同じ基準を示しています。マイベストプロに掲載された大阪セレモニー代表・山田泰平さんのコラムでは、喪中はがきを送るかどうかの基本的な判断基準は「毎年、年賀状のやり取りをしているかどうか」だと説明されていました。喪中はがきの本来の目的は、新年の挨拶を失礼するという年賀欠礼の挨拶を事前に伝えることだからです。
迷いやすいのが、仕事関係の相手です。マイベストプロのコラムは、結論として仕事関係へは出さないのが配慮だとしていました。一方、終活の計算室の解説は、会社名で出す年賀状は通常どおりとし、個人的な付き合いのある人にのみ喪中はがきを出すという分け方もあると紹介しています。自分の立場や相手との関係に合わせて選ぶことになりそうです。
送る範囲を広げて考えたいケースもあります。はがきナビの解説は、毎年年賀状をやり取りしている友人・知人・親戚、仕事関係で個人として年賀状を交わしている人に加えて、葬儀に参列してくれた人も送る相手に挙げていました。また、終活の計算室の解説によると、故人あてに毎年年賀状が届いていた場合は、故人の交友関係の人にも知らせておくと、相手が年賀状を出す前に事情を伝えられるそうです。
夫婦で年賀状を出している家庭では、差出人の書き方も気になるところでしょう。終活の計算室の解説によると、夫婦で年賀状のやり取りをしている場合は喪中はがきも連名で出すのが一般的で、故人の続柄は世帯主から見た関係で書くと分かりやすいとのこと。
マイベストプロのコラムは、毎年年賀状をくれる相手に、今年は年賀状をもらってもこちらからは返せないと知らせるために送るものだとも説明していました。
はがき以外の連絡手段を使う人も増えています。仏壇・位牌を扱うお店のコラムは、ふだんメールやLINEでやりとりしている友人には喪中の連絡をメッセージで送る人も増えていると紹介していました。ただし、目上の人や仕事の関係者にははがきで送るほうが安心だとしています。
はがきと切手の準備
時期と相手が決まったら、はがきと切手を用意します。郵便局で買えるものと、すでに買ってしまった年賀はがきの扱いを確認しておきましょう。
通常はがき85円と弔事用85円切手
喪中はがきには、専用のはがきがあるわけではありません。日本郵便の「通常はがき」のページによると、郵便局で常時販売している通常はがきは85円で、折り紙の「鳩」をデザインしています。インクジェット紙の通常はがきも85円で、こちらは折り紙の「小鳥」のデザインです。
私製はがきを使う場合は、切手を貼る必要があります。日本郵便の「切手のマナー」では、喪中はがきの切手には「弔事用85円普通切手」を利用するよう案内されていました。はがきナビの解説も、通常はがき(85円)か、私製はがきに85円分の切手を貼って送ると説明しています。
弔事用85円普通切手がどのような切手なのかも確認しておきましょう。公益財団法人日本郵趣協会の「弔事用85円普通切手」のデータによると、発行日は2024年9月2日(月)で、料額は85円、意匠は菊です。デザインは切手デザイナーの玉木明さんが手がけたと紹介されていました。
古い情報には注意が必要です。コープの家族葬ウィズハウスの解説には、胡蝶蘭のデザインの弔事用が1枚63円という記述が残っていました。はがきの料金は現在85円なので、ネットの記事を参考にするときは、日付と金額が今の料金に合っているかを確かめると安心できます。
デザインや書き方にも、いくつか慣習があります。終活の計算室の解説によると、喪中はがきでは句読点を使わないのが伝統的とされ、文字は薄墨で印刷したり、落ち着いたデザインの私製はがきを用いたりするのが一般的だそうです。はがきナビの解説も、句読点を使わない、「年賀」という言葉を使わないなどのルールを挙げていました。
日本郵趣協会のデータでは、切手の寸法は縦25.5mm×横21.5mmで、シートは100枚(縦10枚×横10枚)の構成と紹介されていました。郵便局で買うときは、弔事用と伝えると選びやすいはずです。
枚数が多いときは、印刷サービスを頼る方法もあります。終活の計算室の解説によると、印刷会社やインターネットの印刷サービスでは定番の文面やデザインから選んで手軽に作成でき、宛名印刷まで依頼できるサービスもあるとのこと。
文面の構成もおおむね決まっています。終活の計算室の解説では、年賀欠礼の主文、だれがいつ何歳で亡くなったか、生前お世話になったお礼、今後のお付き合いをお願いする結びの挨拶、差し出す年月という流れが紹介されていました。この順に沿って書けば、初めてでもまとまりのある文面に仕上がるでしょう。
買ってしまった年賀はがきは無料で交換
年賀状を書くつもりで、すでに年賀はがきを買っていた人もいるかもしれません。日本郵便のよくあるご質問「近親者の不幸によりいらなくなった年賀はがきは交換できますか?」によると、近親者の不幸による服喪のために使えなくなったお年玉付郵便はがきなどは、無料で通常切手類と交換してもらえます。
交換で受け取れるものには、喪中はがきに使えるものも含まれます。日本郵便の「書き損じはがき・切手の交換」のページでは、交換できるものとして普通切手(弔事用切手を含みます)、通常はがき、往復はがき、郵便書簡、レターパック封筒やスマートレター封筒が挙げられていました。年賀はがきを通常はがきに替えて、そのまま喪中はがきとして使うこともできるわけです。
注意したいのは、印刷代を含む商品の扱いです。日本郵便の「書き損じはがき・切手の交換」のページによると、年賀状印刷やお手軽年賀などの印刷代を含む商品は、購入金額から印刷代金などを除いた料額分での交換になります。また、受け取る側の「その他の郵便はがき」には、喪中印刷や挨拶文入り喪中はがきなどの絵柄印刷代金を含む商品は含まれないとのこと。
交換できる期間と場所も決まっています。日本郵便のよくあるご質問では、交換期間は手持ちのお年玉付郵便はがきなどの販売開始日から販売期間終了日まで、交換場所は簡易局を除くすべての郵便窓口と案内されていました。手続きでは服喪であることを申し出て、窓口に備え付けの請求書に住所、氏名、亡くなった人との続柄などを書きます。
2027年用の販売期間も確認しておきましょう。日本郵便の「2027(令和9)年用年賀はがき等の発行概要」によると、2027年用年賀はがきは2026年11月2日(月)9時から2027年1月15日(金)まで郵便局などで販売されます。従来は1月10日ごろだった販売終了日を、1月15日まで延ばしたと書かれていました。
なお、特殊切手やお年玉付き郵便はがき・切手は、受け取る側の対象にならないと日本郵便の交換のページに書かれていました。
印刷を頼む場合の受付期間も載っています。日本郵便の発行概要によると、郵便局の年賀状印刷と喪中はがき印刷のカタログは2026年9月1日(火)から12月23日(水)まで、寒中見舞いはがき印刷は11月2日(月)から2027年1月15日(金)までが取扱期間です。郵便局でまとめて頼みたい人は、この期間を目安にするとよいでしょう。
間に合わないときは寒中見舞い
12月に入ってから不幸があった場合や、準備が間に合わなかった場合でも、あわてる必要はありません。年明けに送る寒中見舞いという方法があります。
松の内が明けてから立春までに届ける
12月に入ってから身内が亡くなった場合や、準備が間に合わなかった場合は、無理に喪中はがきを出す必要はありません。はがきナビの解説によると、年が明けて松の内が過ぎてから、寒中見舞いで喪中だったことを知らせる方法があります。寒中見舞いを出す時期は、1月8日ごろから2月3日ごろ(立春の前日)までと紹介されていました。
寒中見舞いの時期については、日本郵便のネットショップでも説明されています。郵便局のネットショップのコラム「寒中見舞いとはどんな風習?」によると、寒中見舞いは基本的に「松の内が明けてから立春まで」に届くようにするものです。松の内の期間は地域によって異なり、関東地域では1月7日まで、関西や他の地域では15日とする地域が多く、10日までとする地域もあるとのこと。
投函するタイミングにも気を配りましょう。郵便局のネットショップのコラムは、松の内が明けた後から立春までに相手に届くよう、配達日数を考えて投函すると説明していました。そのうえで、出すタイミングは地域や家庭の慣習に合わせて判断するよう添えられています。
郵便局のネットショップには、お歳暮との違いをまとめたコラムも用意されているのです。郵便局のネットショップのコラム「お歳暮と寒中見舞いの違いを知って使い分けをしよう!」によると、寒中見舞いは寒さの厳しい時期に相手の健康を気遣って送るものとされています。喪中の人への挨拶や、年賀状を出しそびれたときの挨拶としても使える便利な挨拶状です。
実際に、寒中見舞いに切り替える人も少なくありません。喪中はがきが間に合わなかったので、そのうち寒中見舞いが届くと思う、という声があります。喪中はがきの時期を過ぎていたら、悩まずに届いた分だけ寒中見舞いにしましょう、という声もあります。
郵便局のネットショップのコラムによると、現在の寒中見舞いは季節の挨拶状としてだけでなく、相手や自分が喪中の場合や、年賀状を送りそびれた場合に出されることも多くなっているとのこと。
体調などの事情で準備ができなかった場合も、同じ考え方で対応できます。喪中はがきを出す時期を逃したため、受け取った年賀状に寒中見舞いで返信しようと考えている、という声がありました。年内に間に合わなかったとしても、寒中見舞いで丁寧に事情を伝えれば、相手との関係を損なわずに済むはずです。
寒中見舞いの文面と立春後の余寒見舞い
寒中見舞いに使うはがきにも、目安があります。郵便局のネットショップのコラム「寒中見舞いとはどんな風習?」によると、一般的に寒中見舞いには年賀はがきは使わないのがマナーとされ、通常はがきや私製はがきが推奨されています。自分か相手が喪中の場合は、祝いを連想させる絵柄を控え、落ち着いた色合いのシンプルなデザインがふさわしいとのこと。
文面には、喪中であることを伝える一文を入れます。郵便局のネットショップのコラムでは、自分が喪中である場合の例として「昨年に○○が他界いたしましたので ただいま服喪中のため年始のご挨拶を控えさせていただきました」という内容が紹介されていました。年賀状の返礼が遅れた場合には、お詫びの一文を加えると気持ちが伝わるそうです。
年賀状をもらった相手には、お礼も添えましょう。はがきナビの解説は、年賀状をいただいた相手にはお礼とあわせて喪中だったことを伝え、「年賀状をいただいたのに失礼しました」というお詫びを添えると丁寧だとしていました。仏壇・位牌を扱うお店のコラムも、寒中見舞いには訃報とともに年賀状のお礼も添えるよう説明しています。
立春を過ぎてしまった場合は、呼び方が変わるので注意しましょう。郵便局のネットショップのコラムによると、立春以降に出す場合は寒中見舞いではなく「余寒見舞い」という扱いになります。余寒見舞いはいつまでに出すものか厳密に決まっていないものの、一般的には2月4日ごろから2月末日とされ、寒い地域では3月中旬までという場合もあるそうです。
受け取る側の立場で、思わぬことに気づく場面もあるでしょう。11月に届いていた喪中はがきが郵便受けの端に隠れていて、年が明けてから気づいたため、寒中見舞いを出して謝ろうか迷っている、という声があります。こうした場面でも、寒中見舞いはお詫びと気遣いを伝える手段として役立つはずです。
時期の目安を一つにまとめておくと、次のようになります。
喪中はがき:11月中旬〜12月上旬に届くように出す
寒中見舞い:松の内が明けてから立春(2月4日ごろ)まで
余寒見舞い:立春以降、一般的には2月末日まで
結びには「まだまだ寒さが続きますが どうかお身体を大切にお過ごしください」のように、相手を気遣う言葉を入れる例が郵便局のネットショップのコラムで紹介されていました。
どの挨拶状も、相手を気遣う気持ちを伝えるためのものです。時期に合わせて使い分けてみてください。
喪中はがきの時期と準備のまとめ
最後に、この記事で取り上げた内容を5つの要点にまとめます。
- 喪中はがきは、相手が年賀状の準備を始める前の11月中旬から12月上旬に届くように出すのが目安です。
- 2027年用の年賀状は引受開始が2026年12月20日(日)に繰り下げられ、喪中はがきは12月19日(土)までに届くかどうかが一つの目安になります。
- 喪中とする親族は二親等までが目安で、送る相手は毎年年賀状をやり取りしている人が基本です。
- はがきは85円の通常はがきか、私製はがきに弔事用85円普通切手を貼って使い、服喪で使えなくなった年賀はがきは販売期間内なら無料で交換できます。
- 間に合わない場合は、松の内が明けてから立春までに寒中見舞いを送り、立春を過ぎたら余寒見舞いとします。
喪中はがきは、新年の挨拶を控えることを前もって伝えるための挨拶状です。11月に入ったら少しずつ準備を進めて、相手が年賀状を書く前に届けられるようにしておきましょう。